米自動車最大手ゼネラル・モーターズ(GM)は6月1日、連邦破産法11条の適用を申請した。
オバマ米大統領は同日正午(日本時間2日午前1時)前、この件について国民に向けて声明を発表する予定。申請の理由を説明し、再建に向けた最善策になることへの期待を示すとみられている。米政権は、この日が「これまでのGMの終えんと新生」を記念する新たな歴史的な日になるだろうとの見解を示した。
米政府はGM再建に向けて、同社株60%を取得し、一時国有化する。全米自動車労組(UAW)の退職者向け医療基金は17.5%を引き受けるとともに、2.5%分の株式を追加取得できる権利を持つ。
GM工場があるカナダ政府とオンタリオ州政府は95億ドルを融資し、12%の株式を受け取る。また、無担保社債を持つ債権者は10%を引き受け、15%分の株式追加取得権を付与される。
Jun 1, 2009
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