Jun 21, 2011

HND

国土交通省が首都圏空港の能力増強に乗り出す。2013年度をめどに、昨秋に国際定期便の運用を再開した羽田空港の新国際線旅客ターミナルを拡張する。また成田空港では今年度中に企業や個人が商談などのために使うビジネスジェット機の専用ターミナルを完成させる。

 羽田空港では13年度に国際線の年間発着枠が現在の6万回から9万回に増える。これに合わせ、現在の国際線ターミナルの北側に新棟を建設し、混雑緩和を 図る。新棟の整備は民間資金を活用する「PFI方式」で進め、現在のターミナルとL字型につなげることを検討。搭乗口は現在の10カ所から20カ所程度に 倍増させる。総工費は1000億円超に上る見込み。発着枠拡大に間に合わせるため、今年度の着工を目指すとみられる。

 羽田空港は昨年10月、32年ぶりに国際定期便の運航を再開。これに伴い、発着枠6万回、年間利用者700万人に対応する国際線ターミナルを新設した。ただ昨年5月の国交省の成長戦略会議で発着枠を9万回まで増やす方針が示され、当初から拡張が不可欠とみられていた。

 一方、成田空港ではビジネス機の受け入れ拡大を進める。専用のターミナルを設置するほか、現在15ある駐機場も11月から18に増やす。日本航空が返還したターミナルの建物を成田空港会社が改修し、税関や入国管理などの手続きも行えるようにする。

 また今秋ごろからは、ビジネス機の利用者向けに発着枠や駐機場の空き状況を確認できるホームページも開設する。

 ビジネス機誘致は国際競争力の強化や経済成長につながると期待されているが、国内では専用施設が少なく利便性の改善が課題となっていた。

Jun 13, 2011

Kansai - Hawaii

羽田に続き、関空からトロピカルリゾートへ

ハワイアン航空は、ハワイ州内最大の航空会社。1929 年に「インターアイランド・エアウェイ」として創業して以来、ハワイでの航空会社としては最も長い歴史を持っている。2010 年11 月19 日から羽田~ホノルル便を就航し、ハワイと羽田を結ぶ初の直行便として話題に。そして、ついに待望の関空~ホノルル間を7月13日から就航!関空からホノルルへの450 便は、関空を21時30分に出発、ホノルル国際空港に同日10時50分到着。帰路449 便は、ホノルルを14時10分に出発、関空に翌日18時到着。ユニークなサービスとハワイアンホスピタリティを堪能しながら関空からトロピカルな楽園へ飛び立つことができる。


ビジネスクラスにはハワイアンキルトの毛布が。ハワイのエアラインならではのオリジナリティだ。 ビジネスクラスにはハワイアンキルトの毛布が。ハワイのエアラインならではのオリジナリティだ。
アロハな機内サービスがユニーク&楽しい!

日本人に人気の高い定番リゾート・ハワイの航空会社だけに、ハワイアン航空では徹底した日本人好みのサービス、おもてなしを提供することを心がけている。たとえば、客室乗務員には特別講師陣による日本の文化や慣習など、カルチャー・トレーニングを実施。最新のNHK ニュースやハワイのNHK 提携ネットワークNGN による日本語番組も放映。また、ビジネスクラスでは上質なハワイアンキルト柄のブランケットを用意、ホノルル発のエコノミークラスでは、花柄のハワイアン航空特製風呂敷に入ったスナックを関空到着前に配るのもうれしい。


お湯を注ぐとゆっくりと花が開いていくのが優雅な、ハワイアンハイティー。 お湯を注ぐとゆっくりと花が開いていくのが優雅な、ハワイアンハイティー。
ビジネスクラスではハワイアンハイティーをサービス!

ハワイアン航空ならではのもうひとつのサービスが、ホノルル発の便のビジネスクラスで提供するハワイアンハイティー。トロピカルフラワーをアレンジしたトレーには、お湯の中で花が開く様子を楽しめるフラワーティーと、可愛らしいプティフール。華やかな香りに包まれつつ、空の上で優雅なティータイムを満喫。辛党には全米で10番目にマスターソムリエの資格を獲得した名ソムリエ、チャック・フルヤ氏がセレクトしたワインを堪能したい。


氏は、ハワイ州内の農業および漁業の振興と保護に努める団体「ハワイ・アイランド・シェフズ」の創設メンバーの1 人。地元ハワイの料理番組のホストとしても知られる。 氏は、ハワイ州内の農業および漁業の振興と保護に努める団体「ハワイ・アイランド・シェフズ」の創設メンバーの1 人。地元ハワイの料理番組のホストとしても知られる。
ハワイのカリスマシェフがアドバイザーの機内食も魅力

さらにハワイらしさを感じさせるのが機内食だ。ハワイ在住で、ホノルル市内に「シンハ・タイ」と「チャイズ・アイランド・ビストロ」といった有名レストランを経営する人気シェフのチャイ・チャオワサリー氏をエグゼクティブ・シェフに迎え、オリジナルのメニューを提供。ビジネスクラスでは「マグロのたたきポケを巻いたルラードにオーシャンサラダとクリームチーズ、蒲焼ソースと炒りゴマ添え」、「大西洋キングサーモンとスパイシー味噌クリームソース」などのコース料理が。エコノミーでもグリルドチキンとチリ・ジンジャーソース、ラズベリー・グアバ・チーズケーキなどのシェフのオリジナルメニューが味わえる。

May 19, 2011

IC card

交通会社各社が連名で発表したプレスリリースによると、2013年春から交通系ICカードの相互利用サービスを開始実施することで合意したそうです。これにより交通系ICカードを利用している全国のユーザーの利便性を大きく向上させることになります。

相互利用サービスの実施で合意したのは以下の11社。なお、交通系ICカードには「Suica」のようにあらかじめチャージしておくプリペイド方式のものと、「PiTaPa」のように使った分だけ毎月クレジット決済で引き落とされるポストペイ方式のものがあります。

Kitaca(北海道旅客鉄道株式会社
PASMO(株式会社パスモ)
Suica(東日本旅客鉄道株式会社)
manaca(株式会社名古屋交通開発機構及び株式会社エムアイシー)
TOICA(東海旅客鉄道株式会社)
PiTaPa(株式会社スルッとKANSAI)
ICOCA(西日本旅客鉄道株式会社)
はやかけん(福岡市交通局)
nimoca(株式会社ニモカ)
SUGOCA(九州旅客鉄道株式会社)

なお、PiTaPaのみ電子マネーの相互利用に対応していませんが、PiTaPaの加盟交通機関各社は利用頻度に応じて運賃を割引するなどのサービスを導入しているというメリットもあるため、自分のスタイルに合った普段使っているカードを全国各地で利用できるようになるというのはなかなか便利なのではないでしょうか。

May 12, 2011

Chromebook

Googleは米国時間5月11日、当地で開催されている年次カンファレンスGoogle I/Oにおいて、同社初の製品版ノートPC「Chromebook」を発表した。

 サムスンとAcerがそれぞれ、6月15日にChromebookを発売する予定である。サムスンのChromebookは、Wi-Fiのみの対応版で429ドル、3G版で499ドルになる予定である。AcerのWi-Fiのみに対応するChromebookの価格は349ドルとなる予定。

 これらのChromebookは、米国ではAmazonとBest Buyから販売される予定である。Googleは、英国、フランス、ドイツ、スペイン、オランダ、イタリアでもこれらの製品を独自に販売する予定である。

 両製品の仕様についてはこちらを参照してほしい。

 サムスンは11日夜にイベントを開き、新しいChromebookの詳細について発表することになっている。Acerも、同社のChromebookの詳細を発表する予定だ。

 Chromebookの利点としては、バッテリ寿命が1日中持続することやインターネット接続が内蔵されていることが挙げられる。Verizon Wirelessは、Chromebookに対して3G接続の月額プランやデイリーパスという、利用時払いの価格体系を提供する予定である。

 Chromebookは、「Chrome」と同様に数週間ごとにアップデートされる。ユーザーがパッチのインストールにわずらわされることはない。今回発売予定の新製品には、Intel製のデュアルコアプロセッサが搭載されている。

 またGoogleは、教育機関を対象に、Chromebookを特別価格で提供する予定であると発表した。Chromebookを1台あたり月額20ドルで提供する予定である。この価格には、ハードウェア、管理サポート、ハードウェアアップグレード、保証が含まれる。

 GartnerのアナリストMichael Gartnenberg氏は、ほとんど同じ価格でより高性能で柔軟性の高い競合製品が提供されていることを考えると、ブラウザがChromeに限られているという点が主要な要素かもしれないと述べた。

 「非常に興味深い」と同氏は述べ、「しかし、この価格で消費者は購入するだろうか。499ドル出せば、かなり高性能なネットブックや、『iPad』さえ購入することができる」と語った。

 Googleは、Google I/Oの参加者全員にChromebookをテスト用に無償で提供する予定である。

Jan 18, 2011

KIX

台湾の中華航空(チャイナエアライン)が関西国際空港と米ニューヨークとを結ぶ路線の開設に向けて準備を進めていることが分かった。同社は現在、台北発米 アンカレジ経由ニューヨーク線を週3便運航しているが、この路線の経由地を4月29日から関空に切り替える方向で関係者と最終的な調整を進めている。2月 上旬にも正式発表する。

 実現すると関空にとっては平成6年の開港以来、初めての米国東海岸とを結ぶ路線となる。中華航空大阪支店ではすでに客室乗務員の募集を始めている。1年契約制で22人を採用する計画だ。

 関空からの北米路線は、最も多かった平成10年には米デトロイトやカナダのトロントなど8都市週73往復あったが、現在は米ユナイテッド航空のサンフランシスコ線と米デルタ航空のシアトル線だけ。

 地元経済界を中心に北米路線の充実を求める声が強まっており、関空会社は数年前から中華航空に対し、就航先の相手国から第三国に運航できる権利である「以遠権」を使った路線開設を要望していた。

Jan 1, 2011

Nov 22, 2010

Clinical Cancer Advances 2010

* 放射線治療による癌の再発リスク低減に関する研究によって、早期乳癌と診断された女性に対する3週間の少分割照射は、通常の5週間の放射線治療と同様に再発を予防することが示された。

* QOL向上をもたらすレジメンに関する研究。進行した肺癌の患者に、診断直後から標準的な化学療法と緩和ケアを併用すると、化学療法のみの場合に比べ生存期間が有意に延長し、QOLも向上することが示された。

* 薬物療法の進歩。進行膵臓癌に第1選択としてFOLFIRINOX(5-フルオロウラシル、ロイコボリン、イリノテカン、オキサリプラチンの組み合わせ)を用いると、奏効率、無増悪生存率、全生存率が向上することが明らかになった。

* 注目されていなかった重要な有害事象を発見。化学療法を受ける癌患者の約80%は睡眠障害を経験することが明らかに。睡眠障害に対する介入法の確立が急がれることを示した。

* 治療が難しい癌の患者の無増悪生期間の延長に成功。化学療法とベバシズマブ併用後、ベバシズマブの投与を長期間継続する方法が卵巣癌患者の無増悪生存期間を延ばす最も良い方法であることが示された。報告書は 以下の進歩についても論じている。

*モノクローナル抗体製剤イピリムマブが進行メラノーマ患者の生存率を向上させた。治療が非常に難しい進行メラノーマの領域では大きな進歩。

*分子標的治療薬クリゾチニブは、ALK遺伝子に特定の変異を有する癌患者の多くに腫瘍の縮小をもたらすことが明らかになった。

*初期段階の臨床試験で、BRAF阻害薬PLX4032がBRAF遺伝子に特定の変異を有する進行メラノーマ患者の多くに腫瘍の縮小をもたらすことが示された。

*化学療法の併用は、高齢の進行肺癌患者の生存率を向上させ、忍容性も高いことが示された。

*米国では過去数年間継続して癌の罹患率と死亡率が低下していると報告された。

*米食品医薬品局(FDA)が進行前立腺癌を適応としてカバジタキセルとシプロイセル-Tを承認した。

Jul 31, 2010

Bee

Treatment — Treatment of LLRs is based upon symptoms. We know of no published studies comparing different treatments; our approach is described below:
Cold compresses are soothing acutely. The limb should be elevated if the sting is on an extremity.
Oral prednisone, 40 to 60 mg given as a single dose or rapidly tapered over 2 to 5 days, may help reduce significant swelling.
Nonsteroidal antiinflammatory drugs (NSAIDs) can reduce pain.
Pruritus can be treated with oral antihistamines (eg, cetirizine, 10 mg once daily) and high potency topical corticoid steroids (eg, fluocinonide 0.05 percent or clobetasol 0.05 percent ointment, applied every four hours) until the itching subsides.
Some individuals develop predictable large local reactions with every Hymenoptera sting and seek advice on how to prevent this. Our clinical experience is that immediate application of high potency topical corticosteroids and administration of a single dose of 20 mg of prednisone often attenuates the response.
Excluding a secondary bacterial infection — Most Hymenoptera stings do not become superinfected, although this can occur. An infected sting must be differentiated from a large local reaction (discussed in the next section). The stings of yellowjackets and imported fire ants are more likely to become infected than those of other species [11]. Yellowjackets tend to scavenge around rotting food and presumably carry bacteria on their exterior. Fire ant stings cause sterile pustule-like lesions that can become infected if opened, as mentioned previously.
Infection is suspected when redness, swelling, and pain become dramatically worse 3 to 5 days
after the sting, when the typical large local reaction is beginning to regress. The presence of fever suggests infection, but lymphangitis streaks may be seen with either infection or an uncomplicated LLR. If the clinician is unsure, a course of oral antibiotics may be prudent. (See "Cellulitis and erysipelas", section on 'Treatment'.)

Jul 2, 2010

Jun 24, 2010

ANA


羽田=台北(松山)

※1:羽田=台北(松山)については、ANA NEWS(第10-008号)にて発表済み




伊丹や神戸空港からも松山行きできないかな 確実に使うのだが。。。。

Jun 13, 2010

Memo

円高⇒ 輸出企業壊滅で、日本経済はおしまいです。
円安⇒ ドル建てGDP減少で、日本経済はおしまいです。
株価下落⇒ 日本経済はおしまいです。
株価上昇⇒ バブルの上、世界各国の上昇率に比べると、下落しているのも同じです。日本経済はおしまいです。

GDP上昇⇒ 実感なき経済成長に過ぎません。日本経済はおしまいです。
GDP減少⇒ 日本経済はおしまいです。
世界経済縮小⇒ 外需依存の日本経済はおしまいです。
世界経済拡大⇒ 日本の存在感がなくなり、日本経済はおしまいです。

物価下落⇒ デフレで日本経済はおしまいです。
物価上昇⇒ インフレで日本経済はおしまいです。

日本が米国債を増やした⇒ 日本はアメリカの飼い犬で、日本経済はおしまいです。
日本が米国債を減らした(現実はこっち)⇒ アメリカへの影響力が薄れ、日本経済はおしまいです。

中国株価下落⇒ 調整です。日本経済はおしまいです。
中国株価六割下落⇒ 調整です。日本経済はおしまいです。
中国不動産バブル崩壊⇒ 不動産価格が正常化しています。日本経済はおしまいです。
中国貿易黒字激減⇒ 中国が内需を拡大しています。日本経済はおしまいです。

中国人民元上昇⇒ 中国が存在感を高め、日本経済はおしまいです。
中国人民元下落⇒ 中国輸出企業が興隆し、日本経済はおしまいです。

中国が米国債を増やした⇒ 貿易黒字がとどまるところを知りません。 輸出大国と言われた日本経済に明日はありません。
中国が米国債を減らした⇒ ドルへの依存度を減らし、自立経済を模索しています。日本経済に明日はありません。

Jun 6, 2010

Asthma


 







今年1月13日、吸入ステロイド薬ブデソニドと長時間作用性β2刺激薬(LABA)ホルモテロールの合剤「シムビコート」が発売された。

 ホルモテロールは、作用持続時間が長いLABAでありながら、効果の発現が早く、短時間作用性β2刺激薬(SABA)のような特徴を有する。この即効性がシムビコートの最大の売りだ。

 実際、シムビコート160/4.5μgを1吸入、SABAのサルブタモール100μg2吸入、プラセボのいずれかを吸入させて、吸入前後の1秒量を定期的に測定したところ、シムビコートは吸入1分後から、発作治療薬であるSABAと同様に速やかに効果が発現したとの報告がある。

  さらに、1日500μg以上の吸入ステロイド薬を処方されている気管支喘息患者247人を、シムビコート160/4.5μg群とブデソニド200μg群に 分け(いずれも1回2吸入1日2回)、12週間の喘息増悪について評価したところ、軽症の喘息増悪を経験しなかった患者の割合は、90日の観察期間中継続 して、シムビコート群で有意に多かった。

 製造販売元のアストラゼネカのマーケティング担当者は、「優れた抗炎症効果に加えて、即効性があることで、患者さんが薬の効果を実感しやすく、アドヒアランスが向上するのではないか」と期待する。

 日本ではまだ認められていないものの、海外では、同薬を長期管理薬として朝と晩に使用し、さらに、発作時にもSABAの代わりに同薬を使用する「SMART療法」が行われている。この治療法は、重症例でも簡単な処方で管理することができるのが利点だ。

急増する合剤の処方
 シムビコートの登場によって日本で使える吸入ステロイド薬は後発品を含め13種類となった。1970年代に最初の吸入ステロイド薬が発売されて以来、吸入ステロイド薬の販売額が増加するに伴い、喘息死は減少し、2008年には過去最低の2348人にまで減少した。

 吸入ステロイド薬の普及に弾みを付けたのが、07年にわが国で最初に発売された合剤アドエア・ディスカスだ。吸入ステロイド薬フルチカゾンとLABAサルメテロールの合剤である同薬は、強力な効果と手軽さから、処方する医師が急増し、瞬く間に市場の上位を占めた。

 帝京大呼吸器アレルギー内科教授の大田健氏は、「発症早期に介入し、吸入ステロイド薬による通常管理を的確に行えば、喘息は発作ゼロを目指せる時代になった」と話す。

 欧米での販売額ベースの合剤のシェア8割弱に対し、日本は4割程度。フルチカゾンとホルモテロールの合剤の開発も進んでおり、日本での合剤のシェアが欧米並みになるのは時間の問題とみられている。

軽症例は単剤で十分な効果
 それでは、喘息の管理は今後、合剤だけで事足りるのかというと、そうではない。

  現在、「喘息予防・管理ガイドライン2009」では、症状が週1回未満の治療ステップ1は、低用量の吸入ステロイド薬のみで管理することになっており、 LABAの併用は勧められていない。また、症状が週1回以上だが毎日ではない治療ステップ2でも、低用量〜中用量の吸入ステロイド薬で効果が不十分な場合 にLABA、ロイコトリエン受容体拮抗薬(LTRA)、テオフィリン徐放製剤のいずれか1剤を使用するとされている。

 大田氏は、「重要なのは、低用量から中用量の吸入ステロイド薬で効果不十分な場合に合剤を使用するという点だ」と説明する。

 用賀アレルギークリニック(東京都世田谷区)院長の永倉俊和氏は、「咳喘息や治療ステップ1から2の患者に最初から合剤が使用されているケースが非常に多く、軽症の患者にそんなに強い薬が必要なのか」と疑問視する。

 01年に報告されたOPTIMAスタディーで、軽症の喘息患者に、吸入ステロイド薬にLABAを追加して治療を行っても、増悪の頻度に有意な差は見られなかったという結果が報告されており、吸入ステロイド薬単剤で管理できる例に合剤を用いることは、副作用や医療費の面からも適切でないことが示唆されている。

 仙台気道研究所(仙台市青葉区)代表の田村弦氏 も、「合剤には長期処方における安全性に関するエビデンスがまだない。現時点では、吸入ステロイド薬単剤でも症状が残る患者や、頻繁に発作を起こして SABAの使用量が多い患者、吸入ステロイド薬とLABAを別々に使用している治療ステップ3以上の喘息患者に使用すべき」との考えだ。

まず吸気流速で使い分け
 では、合剤、後発品を含め13種の吸入ステロイド薬をどのように使い分けるべきか。

 宮川医院(岐阜市)院長の宮川武彦氏は「これからは、症状に加え、吸気流速なども勘案して、各種吸入ステロイド薬を使い分ける時代になってくる」と話す。

  図2は、宮川氏が行う吸入ステロイド薬選択のイメージ図だ。宮川氏はまず患者が吸入の作業が可能かを確認し、患者の吸気流速を調べる。高齢者など吸気流速 が低下している患者は、ドライパウダー製剤を吸入できないことがあるからだ。一般にドライパウダーを吸入するために、吸気流速が60〜90L/分程度必要 とされている。

検査には、製薬各社が自社の薬剤用に作製している、吸気流速測定用の器具を利用するのがいいだろう。口にくわえて空気を吸うと、ライトが点滅して、吸気流速の強さが分かるものや、一定量の吸気流速で音が鳴る仕組みになっていたりといった器具が用意されている。

 検査で吸気流速が正常な場合、宮川氏はドライパウダー吸入器(DPI)を選択し、患者の治療ステップによって、合剤か単剤かを選択する。一方、高齢で吸気流速が低下している患者に対しては、加圧定量噴霧式吸入器(pMDI)を選択する。

 永倉氏も、「pMDIは噴射と吸入のタイミングを合わせる必要がある。それができない高齢者などには、必ず補助器具のスペーサーを装着して吸入してもらう」と話す。

  宮川氏は、患者が、症状が毎日あり、日常生活が制限される治療ステップ3、4の場合は、合剤または吸入ステロイド薬にLABAの吸入薬や貼付薬を追加す る。吸気流速が低下していてもLABAの吸入薬(セレベント)はある程度効果を発揮するので、なるべく局所治療の吸入剤を使用しているという。

 「診療所や薬局にこれらすべてをそろえることは難しいので、図2の各群で1種類ずつ、最低3種類用意すればいいのではないか」と宮川氏はアドバイスする。

  永倉氏は、「効きが強いと感じるのは、フルタイドディスカス。しかし、吸入すると口の中が粉っぽく、嗄声や口腔カンジダが起こることがある」と話す。一 方、パルミコートについて、永倉氏は、「デバイスが工夫されているので、吸入のときの喉や気道の刺激が少ない。効きは比較的マイルドな印象」と話す。

 さらに安全性について、大田氏は、「パルミコートは安全性に関するデータが多いため、妊娠中や授乳中の患者に勧めやすい」と話す。

小児でパルミコート液が好評
 乳幼児喘息の長期管理においても、治療の基本は吸入ステロイド薬だ。永倉氏は、「乳幼児は吸入ステロイド薬がうまく使用できないことが多かったが、06年にパルミコート吸入液が登場し、治療が様変わりした」と話す。

 パルミコート吸入液は、ステロイドの吸入用懸濁剤。0.25mgを1日2回または0.5mgを1日1回、ジェット式のネブライザーを用いて吸入投与する。6カ月以上5歳未満の乳幼児で使用が認められている。

 ネブライザーの噴き出し口に専用のマスクを装着し、患児の口に5分ほどかざしてエアロゾル化された薬剤を吸わせるだけだ。患児は普段通り呼吸をしてもらうだけなので、治療の失敗がほとんどない(写真1)。

 実際、現場では高い治療効果が得られている。獨協医大小児科准教授の吉原重美氏 によると、06年9月から07年8月に同院で喘息治療を行った乳幼児84人について、パルミコート吸入液の投与前後各3カ月間の入院日数や予定外受診回数 などを比較したところ、いずれも大幅に減少していた(図3)。同薬については、吸入ステロイド薬が使いこなせない高齢者への適応拡大を望む声が上がってい る。

末梢気道炎症にpMDI製剤
 以前は、喘息の病変は主に中枢気道にあると考えられていたが、近年、末梢気道の炎症が強い患者がおり、そのような患者では症状が再燃しやすいことが明らかになってきた。そのため、専門医の間では、末梢気道の炎症に着目した治療薬の選択への関心が高まっている。

 中枢気道には平均粒子径が2〜6μmの薬剤が、末梢気道には平均粒子径が2μmより小さい薬剤が沈着すると考えられている。宮川氏は、「吸入の仕方や測定方法などによって変わるようだが、基本的には、キュバールやオルベスコなどのpMDI製剤が末梢気道まで届きやすく、フルタイドディスカスやパルミコートなどのDPI製剤は中枢気道に沈着しやすい傾向がある」と話す。

 これまでも一部の難治例において粒子径の大きいDPI製剤を粒子径が小さいpMDI製剤に変更ないしは併用すると、コントロールが改善する例が経験されていた。

 宮川氏は、「私の経験では、多くの患者はフルタイドやパルミコートなど粒子径の大きな薬剤が効果を示すが、全体の3割程度は、オルベスコやキュバールなどの粒子径の小さな薬剤に変更するとコントロールが改善する」と話す。

 札幌医大内科学第三講座准教授の田中裕士氏も末梢の気道炎症に注目する一人。田中氏は、末梢気道病変がある患者の特徴として、労作時呼吸困難、夜間喘鳴、運動誘発性喘息を挙げる。

 同氏は、「高齢者では加齢変化が伴うため、末梢の気道病変が複雑になっている。末梢気道病変は中枢病変とは異なり不均一分布をしており、発作時には末梢気道の炎症が特に顕著に現れる」と話す。

 写真2は、喘息増悪時の末梢気道のCT所見だ。喘息の増悪時には、末梢気道の炎症が顕著になるのが分かる。

無症状の炎症残存に注意
 東濃厚生病院(岐阜県瑞浪市)アレルギー呼吸器科部長の大林浩幸氏は、誘発喀痰法、呼気中一酸化窒素(FeNO)測定、Impulse oscillation system(IOS)などを使って、末梢の気道炎症を調べている。

 これらの検査から、一見症状が落ち着いていても、実は末梢気道の炎症が残存している例があることが明らかになってきた。

  大林氏は、「末梢気道領域に残存炎症がある例は、症状が再燃する確率が高い。このような場合、まず、現在使用中の吸入ステロイド薬が正しく使用され、適切 な吸入法や、良好なアドヒアランスが維持できているか確認し、さらに、末梢気道に届きやすいpMDI製剤や経口薬も検討すべき」と話している。

May 13, 2010

Google vs. Apple

米携帯電話会社ベライゾン・ワイヤレスのローウェル・マッカダム最高経営責任者(CEO)は11日、同社がタブレット型端末の開発をインターネット検索最 大手のグー グルと共同で進めていると明らかにした。無線通信への接続機器分野でアップルの「iPad(アイパッド)」で先行するライバルAT&Tを追い上げる狙い だ。

 マッカダムCEOは、タブレット型端末は「次なる大きな事業機会」と述べた。タブレット型端末での提携は、加入者数ベースで米携帯電話最大手の同社と グーグルの関係強化の一環だという。グーグルは基本ソフト(OS)「アンドロイド」を搭載する携帯端末で新たな分野に参入した。ベライゾンは昨年、グーグ ルのOSを載せた「モトローラ・ドロイド」で大規模な販売攻勢を仕掛けた。

 同CEOは「グーグルが持つすべてのコンテンツをタブレット型端末に載せて、ユーザーが素晴らしい体験をできるようにしたい」と説明した。

 両社のタブレット型端末の(開発)時期や製造メーカーについては詳細が明らかになっていない。ベライゾン・ワイヤレスは米通信大手ベライゾン・コミュニケーションズと英携帯電話サービス大手のボーダフォン・グループが所有している。

May 11, 2010

Wireless LAN

NTTは7日、世界で初めて毎秒1ギガビット(1ギガは10億)を超える無線LAN(構内通信網)の通信技術の開発に成功した、と発表した。最新の無線 LANの通信技術(毎秒で最大100メガビット)に比べて10倍速いほか、固定通信である光ファイバー並みの速さを実現した形だ。

 NTTは今回の新技術を、米国の通信規格標準化団体「IEEE(アイトリプルイー)802委員会」で、2012年末までに決定される無線LANの次世代 の国際標準規格として採用を働きかける方針。同社などが提案した無線LAN技術は1999年に「IEEE802.11a」として採用された実績があり、そ の延長線の技術としてアピールする。

 今回、実験に成功した無線LANの通信技術は、1つの基地局当たりで毎秒最大約1.62ギガビットの通信速度を出すことに成功。通信速度が落ちにくいのが特徴という。NTT未来ねっと研究所(神奈川県横須賀市)が2008年から研究を進めてきた。

 NTTは今後、パソコンや携帯電話、ゲーム機だけでなく、薄型テレビなどの家電までが「あらゆるネットワークにつながっていく」と想定。大量のデータ通 信量が必要と見込まれるインターネットテレビなどの普及が進むにつれ、無線LANの高速化需要は高まるとして、新技術の実用化を目指す考えだ