4日の時点でメジャー歴代最多タイの755本塁打をマークしていたサンフランシスコ・ジャイアンツのバリー・ボンズ外野手が7日、本拠地AT&Tパークでのワシントン・ナショナルズ戦で5回に右中間スタンドへソロアーチ。メジャー歴代新となる756本塁打の金字塔を打ち立てた。
ボンズは「4番・左翼」で先発し、最初の2打席はナショナルズの先発左腕マイク・バクシック投手から二塁打とシングルヒットを打つ。そして4−4で迎えた5回1死、フルカウントからの7球目を完ぺきにとらえると、ホームランを確信してバッターボックスに立ったままガッツポーズ。舞い上がった打球は、右中間スタンド深くに飛び込み、ボンズがベースを一周してからもホームのスタンドからは歓声が沸き続けた。
なお、大記録を成し遂げたボンズは、6回の守備からベンチに下がった。ジャイアンツはボンズの一発で奪ったリードを守りきれず、6−8で逆転負け。大記録達成を勝利で祝うことができなかった。
756th home runs
サンフランシスコ・ジャイアンツのバリー・ボンズ外野手が7日、本拠地AT&Tパークでのワシントン・ナショナルズ戦でメジャー新記録の756本塁打を達成した。以下に、節目の本塁打、最も多くホームランを記録した球場と相手投手を紹介する。
■メモリアルアーチと対戦投手
1号:1986年6月4日 ブレーブスのクレイグ・マクマートリー
100号:1990年7月12日 パドレスのアンディ・べネス
200号:1993年7月8日 フィリーズのホセ・デレオン
300号:1996年4月27日 マーリンズのジョン・バーケット
400号:1998年8月23日 マーリンズのカート・オハラ
500号:2001年4月17日 ドジャースのテリー・アダムス
600号:2002年8月9日 パイレーツのキップ・ウェルズ
700号:2004年9月17日 パドレスのジェイク・ピービ
715号:2006年5月28日 ロッキーズの金炳賢
755号:2007年8月4日 パドレスのクレイ・ヘンスリー
756号:2007年8月7日 ナショナルズのマイク・バクシック
■ホームランが出た球場トップ5
1位:AT&Tパーク(現在のジャイアンツ本拠地)157本
2位:スリーコム・パーク(ジャイアンツの前本拠地)140本
3位:スリーリバース・スタジアム(パイレーツ時代の本拠地)80本
4位:クアルコム・スタジアム(パドレスの前本拠地)39本
5位:シナジー・フィールド(レッズの前本拠地)31本
■最多の8本塁打を浴びせた相手投手
グレグ・マダックス(パドレス:通算340勝)
カート・シリング(レッドソックス:通算213勝)
ジョン・スモルツ(ブレーブス:通算203勝)
テリー・マルホランド(元フィリーズほか:通算124勝)
朴賛浩(アストロズ傘下3Aラウンドロック:通算113勝)
Aug 8, 2007
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