米大リーグ、メッツのトム・グラビンは5日(現地時間)、カブス戦でメジャー史上23人目の通算300勝を達成した。左腕投手としては5人目となる偉業に野球界からお祝いの声が寄せられている。
ニューヨーク地元紙『ニューヨーク・ポスト』は7日、故障から復帰を目指している、メッツのペドロ・マルティネスが「彼は野球選手のお手本のような存在。300勝は本当にすごいこと。人間的にも素晴らしいし、彼と同じチームでプレーできてハッピーだ」と、同僚の記録達成に敬意を表している様子を紹介した。さらに同紙は、ブレーブス時代の指揮官、ボビー・コックス監督の「トムはこれまで常にベストを尽くしてきた。この偉業にふさわしい選手だ」というコメントを伝えている。
このほかに、元メッツで殿堂入り投手のトム・シーバーや大リーグ機構のバド・セリグ・コミッショナー、ブレーブス時代の同僚ジョン・スモルツからも祝福のメッセージが届いているという。ストレートは140キロ前後ながらも、外角低めの制球力とチェンジアップなど緩急を使って積み上げた300勝。その価値は野球界にいる者が一番理解しているのかもしれない。
Aug 8, 2007
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