Jul 23, 2008

Marburg disease

厚労省によると、40歳のオランダ人女性が東アフリカのウガンダを旅行中に洞窟内でコウモリと接触し、帰国後に「マールブルグ病」(出血熱の一種)を発症した。このため、アフリカに渡航する旅行者に対し、コウモリがいる洞窟に立ち入らないよう警告している。

 女性は6月5−28日にウガンダを旅行し、健康な状態でオランダに帰国。7月2日に最初の症状(発熱、悪寒)が出て、5日に病院に収容された。7日に肝障害と激しい出血が起こり、急激に症状が悪化。現在、危険な状態のままだという。
 女性が入った洞窟は「パイソン洞穴」で、「フィロウイルス」を運ぶ種類のコウモリがいるという。「フィロウイルス」は、2タイプのウイルス性出血熱(マールブルグとエボラ)の原因になる。

 「パイソン洞穴」は観光スポットとして有名だが、WHO(世界保健機関)はコウモリが生息する洞窟に旅行者らが立ち入らないよう「忠告する」ことをウガンダ政府に勧告した。

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