Apr 10, 2007

Breast Cancer

ニューヨーク(ロイター) 乳がんの男性について調査した米コロンビア大学の研究者がこのほど、黒人の死亡率が白人の3.29倍に達するとの研究結果を、腫瘍関連の専門誌に発表した。女性でも同様の傾向が見られるという。


コロンビア大学のハーシュマン博士の研究チームは、乳がんを発症した白人男性456人と黒人男性34人について調査。黒人男性の死亡率が高いことが分かったという。


乳がんは女性に多いがんだが、まれに男性でも発症する。


ハーシュマン博士は、調べた患者の平均年齢は76歳で、男性の乳がんが高年齢者に多く見られると指摘している。


黒人男性の患者は、白人患者よりも、腫瘍はより発達して大きくなり、リンパ節への転移も顕著だという。


また、黒人男性は白人男性に比べて、がん専門医にかかる率が48%低く、化学療法を受ける割合も56%少なかった。

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