臓器売買は法律で禁止されている・・・
と国家試験で問われたなら
すぐに○とするだろう
当然そうだ・・・当たり前すぎる
しかし角膜の供給が少ない
本邦では角膜移植の際に
輸入角膜が選択肢として入ることがある
U.S.では角膜の供給が日本の比では無いようだ
現に海外へ向けて輸出している
Sight Life・・・
これはシアトルにあるアイバンク
角膜を取り出すのに$2000,
シアトル-日本間の輸送費が$180
プラス空港から各病院への輸送費
経費としてかかりレシピエントに請求される
おおよそ30万だ
日本のアイバンクを選択するデメリットは
約1年待たなければならない
ある日いきなり「明日opします」と急であり、あらゆる予定を返上しなければならない
などであり、
その点で輸入角膜は
USでのドナー角膜が豊富
予定術日を決めることができる
問題は費用であろう
輸入だと保険が利かない・・・
当然であろうが・・・
USのアイバンクはUS国内へ優先的に若年者からの角膜内皮細胞が豊富な角膜をまわし
国外へは高齢者のものを輸出することが多いようだ
もちろん角膜内皮細胞の絶対数が著明に減少しているものを輸出するわけではない
角膜内皮細胞数によってランク付けをしていて
A, 2500以上 B, 2000以上のような感じで区分し
それぞれの値段は異なる
日本人のもちうる感覚として提供者が少ないのは理解できる
そう今後も輸入に部分的に頼らざるを得ないだろうと思う
Apr 25, 2007
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