Oct 5, 2007

Cryoprecipitate

クリオプレシピテート抗血友病因子(第 VIII因子)はFFPから調整された濃縮製剤である。各濃縮製剤は通常,第XIII因子,約80Uの第VIII因子,フィブリノーゲン約250mgを加えたフォン・ヴィルブラント因子(VWF)を含む。最初は血友病,フォン・ヴィルブラント病,およびDICに使用されていたが,最近は心胸郭手術におけるフィブリノーゲンの源(フィブリン糊)として,また産科の緊急時に使用される。一般に,他の適応症には使用してはならない(血友病とフォン・ヴィルブラント病の治療には,今では遺伝子組換え型またはウイルス不活性化の凝固因子製剤,あるいは酢酸デスモプレシン[DDAVP]が用いられる)。

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